臥竜公園 さくらまつり
2008年4月19日(土)20日(日)
(場所:臥竜公園 時間:9:00〜15:00 20日は12:30まで)

週の初めの天気予報では雨マークがついていたが、直前になり土曜がくもり、日曜は晴れマークに変わった。天候によって売り上げが大きく左右されるため、保存のきかない商品については天気の見極めに神経を使う。
 定番の商品については、年度初めということで担当のA先生はかなり苦労をしたようだ。実習の副産物であるためまだ商品が出来上がってこない、在庫が少ない、ということであった。そんな中でも最大限無理を聞いて貰ってだいぶ商品が集まった。定番中の定番富山県海洋高校の烏賊めし、烏賊のくんせい、まぐろくんせい、秋刀魚の昆布巻きは合計300個以上、南安曇農業を始め、ジャムも約300個集まった。その他下伊那農業のジュース、北佐久農業の福神漬け、愛媛県中山高校の乾燥椎茸も仕入れることができた。
 開店準備から大勢の観光客が押し寄せ、まだ陳列もままならないうちから販売が始まってしまった。とにかく高校生が売っている、しかも高校生の作ったもので製品的にも安心、という中で、われもわれもという大混雑の中対応が追いつかない場面が多々あった。またその半面、人通りはものすごくあるのに、ほとんどの人がチラッと見るだけで素通りしてしまう、そんな時間帯もけっこうあった。不思議なもので、お客さんの入りには波があって、来るときは黒山の人だかりになり、来ないときは全くという状況は、この日に限った事ではない。
 唯一高校生が造っていない、製菓店の酒饅頭やシュークリームなど300個ほどは1時間あまりであっという間に完売、意外にも乾燥しいたけ(一袋600円)も1日目に40個、2日目は残りの10個があっという間に完売、海洋高校製品はもちろん、2日目のお昼には、ジャムも缶詰もほとんど残っていなかった。
 売り上げは2日間で約29万円、昨年の約2倍を売り上げた。臥竜公園への人の入りも過去最高を記録したようだ。いつもこんな調子だったら、商売も楽しくてしょうがないだろう。
 今回は1日目女子4名、2日目は女子4名と男子2名(そのうち1名は新入部員)で対応した。職員も常時2名が写真を撮ったりビデオを撮ったり、また細かいところでの指導を行った。また、初日の昼頃には教頭先生が尺八の演奏を行い、さくらの花とともに観光客の目と耳を楽しませた。今後もこのような職員による演出も積極に行えればすばらしいと思う。
 次回は5月6日、メセナホール。さて作戦を立てねば。